なんちゃってスーパーステレオで箱庭コンサートホールを作る |
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2023年 08月 06日
私が生まれたのは1958年の1月です。ブルーノ・ワルターが「田園」を録音した年でもあります。何かそこに因縁めいたものを感じます。 65年も前に録音されたものが今でも大きな感動を与え続けていることに、芸術の素晴らしさを感じます。 とは言っても、私がワルターの田園の素晴らしさを知ったのはそんなに昔のことではありません。天下の名盤ですから、レコードは持っていましたが、当時のレコードから出てくる音はあまり好きではありませんでした。何だかビニールみたいな音がして、デッカやドイツ・グラモフォンの音の方が好ましく思ったものです。 私が最初に買った田園のレコードはベームとウィーン・フィルのものです。親に学校で音楽鑑賞のテストがあると言ったらお金をくれたので、最新録音のベームのレコードを買いました。 当日聴いたのはモントゥーとウィーン・フィルの田園でした。でも、私にはこちらの演奏の方がベームの演奏より好ましく聞こえました。特に第5楽章の、嵐が去って太陽が昇ってくる場面なんて、本当に目の前でぐんぐん太陽が青空に上っていく様子が目に見えるようでした。 どう考えても、学校の教室にあるスピーカーが高音質だとは思えません。だからこそ、余計なものを削ぎ落としたものが聞こえてきたのではないかと思います。よく、スキー場で聞いた音楽に感動したなんていう話を聞きます。そういった環境だからこそ音楽の肝が聞こえてくるのではないでしょうか。 最近では、音楽を聴きたいなと思うと、母屋のシステムではなく、離れのスピーカーで聴くことが多いです。オーディオ的には物足りないのですが、小さいスピーカーなので、音量を上げてもたかが知れています。 これを母屋でやったらとんでもないことになってしまいます。先日、あまりに大きな音を出したので、遂に家人に怒られてしまいましたorz で、離れのスピーカーですが、とは言いながら、それだけでは物足りない音なので、昔、三菱のパソコンを買った時にオマケでついてきたDIATONEと書いてあるPC用のスピーカー(笑)があるので、それをなんちゃってスーパーステレオにして音出しをしています。 つまり、メインのスピーカーにプラスして対向配置でサブのスピーカーを小さな音で鳴らすのです。 そうするとあら不思議、不足していた低域の量感とホール感が出現するのです。 #
by yseki118
| 2023-08-06 18:05
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2023年 07月 25日
ハイティンクのブルックナーはデジタル録音かアナログ末期のものを主に聴いてきました。フィリップスのブルックナー全集は1960年代の録音が殆どで、多分音が悪いだろうと思って、まともに聴いて来なかったのですが、偶々1969年録音のブルックナーの8番を聴いたら、あまりの面白さに、イスから転げ落ちそうになりました。 ヨッフムのブルックナーみたいに、盛大にオーケストラを煽っています。 ハイティンクも若い頃はこんな演奏をしていたのですね。 確かに当時の巨匠達の演奏に比べれば深みは足りませんが、元気いっぱい、若さに満ちています。 録音はそんなに良くありませんが、音楽の愉悦があります。 ハイティンクの演奏を貶めたU氏の罪は深いと言えよう。 〈追記〉 ハイティンクの演奏を聴いて、ヨッフムの演奏を思い出したと書きましたが、その時頭にあったのは1964年のオットーボイレンでのブルックナーの5番の演奏です。8番ではどんなものかと、ヨッフムが1984年にコンセルトヘボウでライブ録音したCD(ターラ盤)があるので、離れのシステムで聴きました。このCD、風呂場の録音みたいに残響だらけで、母屋のシステムでは聞く気にならないのですが、離れのシステムではなんとか聴けます。 ベートーヴェンではあんなに正統的な演奏をする人がブルックナーになると人が変わったようになるのが面白いですね。 変幻自在で、面白い演奏です。巨匠の演奏ですね。これだけの解釈の違いを許すのも、名曲の証ですね。 〈追記2〉 ブルックナーの8番は、カラヤンが聖フローリアン教会で演奏したDVDがあるので、久しぶりに聴いてみました。 会場がコンサートホールではないので、残響が長すぎて変な感じがしますが、演奏自体はいつものカラヤンのブルックナーです。 悪く言えば派手、良く言えばダイナミックな演奏です。ライブなので、演奏上の瑕疵がないわけではありませんが、とても力のこもった音が聴けます。 ライブのカラヤンは一味違いますね。 〈追記3〉 聖フローリアン教会のブルックナーはブーレーズのDVDも持っています。 解説を読んだら、ブーレーズの工夫として、ゲネラルパウゼをオルガン的なものにしたと書かれていました。つまり、ブルックナーはこの聖フローリアン教会のオルガニストだった訳で、その音楽にはオルガン的な響きが不可欠だと言うのです。 ただ、このDVDにはあまり手が伸びません。理由は自分でもよくわかりませんが、私には、音の背後に感情が感じられない「非人情」な演奏に聴こえるからかもしれません。 #
by yseki118
| 2023-07-25 09:57
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2023年 07月 22日
タイトルのまんまですが、7月21日からシン仮面ライダーがAmazonで見放題になりました。 〈追記〉 シン仮面ライダーが見放題なので、何度かスマホで見たりテレビで見たりしました。 格闘シーンがプアなことは度外視して、ストーリーは面白かったです。 リドリー・スコットが仮面ライダーを監督したら、こんな風になるのかしらんと思いました。 何を言いたいかと言うと、リドリー版のエイリアンとキャメロン版のエイリアン2の違いみたいなものをここでも感じたからです。 一般的なイメージとして、仮面ライダーのテイストはキャメロン風のハリウッド臭満載のものだと思うのですが、今回のシン仮面ライダーが世間で評価されないのは、非ハリウッド臭が満載だからではないでしょうか。 #
by yseki118
| 2023-07-22 10:05
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2023年 07月 21日
2015年に朝日新聞の夕刊でリアルタイムで読んでいた者にとっては、やっと映画化されたという感じです。 映像が目に浮かぶような小説で、必ず映像化されると思っていたので、遅すぎるくらいです。 この映画、当時、誰がやるのか夢想するのが楽しみでした。主人公の役は高倉健さんのイメージでした。でも、それは叶わないので、他に適当な方はいるのかしらんと思っていたのですが、佐藤浩市さんですか。佐藤浩市さんは「鎌倉殿の13人」の名演が忘れられません。また、流星さんも良いですね。彼は格闘技経験者ですから、鍛えられた肉体をお持ちだと思います。 時間が経って、ちょっと香が抜けた感もしますが、良い映画になりそうです。 #
by yseki118
| 2023-07-21 15:56
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2023年 07月 17日
ウィンブルドン男子決勝は王者ジョコビッチに対して、世界ランキング1位のアルカラスという、願ってもない試合になりました。 女子の決勝があまり盛り上がらない試合だったので、男子は熱戦を期待してしまいました。 両者、試合開始直後からアクセル全開の凄い試合になりました。ラリーの応酬で見応えがありました。「死闘」という言葉がぴったりの壮絶な試合でしたね。 勝者は正しく世界一です。 〈追記〉 今日、NHK+で最後のインタビューまで、しっかり見ました。 ジョコビッチが怒りに任せてラケットを折ったのはつや消しですが、アルカラスの勝利は手放しで称賛に値します。 彼が子供の頃、ジョコビッチは既にチャンピオンだったのですから、世代交代の波を感じます。 4時間分42分の激闘だったそうです。どの場面も素晴らしかったのですが、なかでも第2セットでタイブレークを何度も繰り返した場面は鳥肌が立ちました。 記録にも記憶にも残るゲームでした。\(^o^)/ 〈追記2〉 ウィンブルドン選手権の主催者が、決勝でラケットをネットの支柱に投げつけて破壊したジョコビッチに8千ドル(約111万円)の罰金を科したそうです。 罰金は準優勝の賞金117万5千ポンド(約2億1300万円)から引かれるということです。 つや消しとはこのことですね。こういうことがなければ、ジョコビッチはもっと人気が出ると思うのですが…… #
by yseki118
| 2023-07-17 06:53
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