リストのピアノ・ソナタロ短調 |
2011年に録画されたものですから、引退後のビデオですね。
リストのピアノ・ソナタロ短調と言えば、その昔、ポリーニが録音したのを買って、車でよく聴いていたものです。その切れ味鋭い演奏に感心した記憶があります。でも、曲については、分かったような分からないような感じで、いつの間にか聴かなくなってしまいました。
リストのピアノ・ソナタロ短調は「絶対音楽」ではなかったのですか?
まるで、標題音楽。しかも、「ここはティンパニのように」とか、「ここは女性が歌っているように」などと言うのを聞いて、まるで、交響詩をピアノで演奏しているみたいな感じにとらわれました。
ネットで調べてみると、確かに、標題音楽として解釈する演奏もあるようですが、一般的ではないようです。
ブレンデルの師匠はエドウィン・フィッシャーです。そのフィッシャーの師匠はリストの弟子のクラウゼなので、リスト直伝なのでしょうか?
興味のある方は https://www.rcm.ac.uk/ をチェックしてみて下さい。
One of our finest ever masterclasses is now available to watch again online. Join legendary pianist Alfred Brendel in this detailed examination of Liszt's seminal sonata – a favourite with performers and audiences alike, and a much studied moment in music history.
Brendel is joined by Elmar Gasanov and Petr Limonov, who have since graduated from the Royal College of Music and enjoy successful careers as pianists.
This masterclass was recorded in the Amaryllis Fleming Concert Hall at the Royal College of Music, London on 14 November 2011.
このYouTubeチャンネルでは、ハイティンクと学生オーケストラによるマーラーの7番などもあって、なかなか面白いです。
<追記>
ポリーニのCDを探していたら、ポリーニの演奏が見つからない代わりに、アラウのCDが出てきました。
これはまたロマンティックな演奏で、アラウはクラウゼの弟子なので、リスト直伝の標題音楽的な解釈だとしても、ブレンデルとはまた随分違った雰囲気の演奏です。流石に晩年の録音なのでテクニック的に怪しいところが散見され、途中で聴くのを止めてしまいました。この後、Spotifyに1970年頃の録音があったので、聴いてみたところ、こちらはテクニックも万全で、見事な演奏でした。アラウの演奏ならこちらを聴くべきですね。
結局、ポリーニの演奏が見つからなかったので、Spotifyで聴きましたが、こちらは標題音楽というより、ピアノ・ソナタを前面に押し出したような感じでした。ブレンデルが、ピアノを使ってピアノでない世界を描こうとしているのに対して、ピアノとしての表現を極めた演奏とでもいったら良いでしょうか。
それにしても、解釈の幅が広いということは、名曲の証ですね。
Collybia OSのv1.5.0が出るようです。
myMPD version 6.6.2
upmpdcli version 1.4.14
libupnpp version 0.19.4
libnpupnp version 4.0.11
mpd-sacd version 0.21.25
ffmpeg version 4.3.1
spotifyd version 0.2.24
New functions:
Wifi - AP MODE
結局、v1.4.0は音出しをしないままで終わりそうです。