AK4495の音 その3 |
Botic7でDSD再生がネイティブ再生になっているか確認してみてはいかがでしょうか?
/etc/mpd.confのdsd_native_type の「3」を「0」にすることで解決しました。
BOTIC5ではLINUXCOMさんのホームページを見て直してあったのですが、日常的にDSDを聴かないのでBOTIC7では直すのを忘れていました。
皆さんも確認してみて下さい。
DSD再生、できるようになって良かったですね。
私はdsd_native_typeは"3"にしています。
ただ、私がBBGで使っているDACはLINUXCOMさんのDSD-A4490基板でして、
この基板(というかAK4490)はDSD11.2に対応しているのですが、
dsd_native_typeを"0"にするとDSD2.8/5.6は正常に再生できますが、
DSD11.2はスロー再生になってしまうからです。
あと、mpd-dsd-019のパッチを当てたビルド作業用フォルダにあるREADME-DSDを参考に
mpd.confのaudio_output {}の中に下記設定を追加しています。
# Disable DSD DoP MPD 0.19
dop "no"
私のB3D-A4495基盤は,DSDもPCMも,dsd_native_typeを3にしていましたが,0でも正常に再生出来ています。ただし,DSD256については3でスロー再生となり,0だとAK4495が対応していないせいか,ノイズまみれになりますが,正常なスピードです。
Botic7でMPDは0.19.19です。kensさんと同じですね。
PCM1792の方はBotic5の時は3のままでDSD256まで正常再生していましたが,今は3でスロー,0で正常再生です。
設定の違いか,linuxcomさんのコントロールソフト側の違いがあるかもしれませんね。
kensさん,もし良ければ私が録音したDSDの音源を聞いてみてください。
http://dream26.com/music/
一番下にリンクがありますが,そちらにもDSDデータがあります。
DSD256の再生ではAK4495、PCM1792共にdsd_native_typeが3でスロー再生になってるんですね。
うちとは逆の設定でスロー再生になっていますね。
AK4490のDSD Play Back PathはVolume Bypass設定でDSD256を再生したときもボリュームが効かないので
DSDネイティブ再生できていると思っているのですが、、、不思議です。
それから、素晴らしい音源の提供をありがとうございます。
第5回のベートーヴェン 交響曲第九番のDSDを聴かせていただきました。
無加工の素材はマスタリングで作りこんだステレオ感とはまた違った魅力がありますね。
yseki118さん、bbex105508さん
AK4495のデジタルフィルタの設定についてですが、
>スーパースローロールオフ有効+シャープロールオフ・フィルタ
上記設定はAK4495のレジスタ設定では
SD(Short Delay) bit="0" ショートディレイ無効
SLOW(Slow roll-off) bit="0" スローロールオフ無効
SSLOW(Super Slow roll-off) bit="1" スーパースローロールオフ有効
ということになりますね。
AK4495(4490)データシートからは正確に読み解けませんでしたが、
おそらくSSLOW bit="1"のときはSD bit、SLOW bitの設定は無視されるんじゃないかと思います。
(デジタルフィルタ設定はyseki118さんが<追記3>で示されている5通り)
>AK4495S/95はより周波数特性を緩くした動作も可能です。SSLOW bit = “1” (05H D0)のときその動作になります。
データシートに以上の記述がありますから、他の設定は無視されるということですか。
私はDIYINHKの基板をシリアルモードで使っています。SSLOWのところにだけピンを立てONにしています。SDとSLOWが bit="0" (デフォルト)だったのでシャープロールオフ・フィルタが有効と思っていました。データシートをしっかり読まないといけませんね。
ご指摘ありがとうごさいます。
まず,dsd_native_typeは0でスロー再生でした。改めてチェックしましたが間違いでしたすみません。
AK4495のボリュームの件です。linuxcomさんに問い合わせましたが,Volume BypassのDSDボリュームは効かないのがデフォルトであるということでした。説明書に間違いがあったということです。
確かにAK4490のデータシートでは,Volime BypassではΔΣ回路等をバイパスしていますね。AK4495には書いてませんが,画期的な回路でもない限り同じような気がします。
私のDSD録音ですが,マイク2本だけの録音で何の加工もしていません。こういうのもあり,ということで聞いていただければとても嬉しいです。
dsd_native_typeの値の件ですが,DSD音源について,スロー再生以外の問題で,3だと曲の終了時にMPDが暴走します。ファイルによっては正常に終了することもあります。0であれば問題ありません。理由は分かりませんが,そうなります。
おっしゃる通り、dsd_native_typeが3だとDSD再生で最後の曲が終わるとフリーズすることが多いです。
気になったので下記キーワードでrtとmpd-dsd-019.19のパッチが当たった状態のMPDのソースコードをgrepしてみました。
dsd_native_type
DSD_U32
ヒットした周辺、特にdsd_native_type変数を参照している箇所を中心に読んでみましたが、
3の設定を判定している箇所が見当たりませんでした。
例えば3を設定した場合は
src/output/plugins/AlsaOutputPlugin.cxx
inline bool AlsaOutput::Configure(const config_param ¶m, Error &error)
関数内でdefaultとなり
dsd_native = false;
になっています。ということは3を設定した場合はネイティブ再生できていない???
ざっと見ただけなので正確なところはわかりませんが、とりあえずDSD256のスロー再生問題があるもののdsd_native_typeは0にしておいた方がよいかもしれませんね。
我が家の環境はBBBとかではないのですがmpd-0.19.17にnative-dsdのパッチをあてて
mpd.conf の native_type を「0」にして再生するとDSDデーターはすべてPCM384KHzに
変換されて出てくるのですがB3D-A4495のI2S入力はnative-dsd(非DoP)で入力されているんですね。
データー再生中の /proc/asound/card0/pcmXX/sub0/hw_param を見たいですね(^_^;)
に対応していたようですが、mpd-dsd-019ではこの3の設定の対応が入っていないようですね。
dsd_native_typeの設定は難しいというか,私にはさっぱり意味が分かりません。
ただ,0でも3でもi2sピンにはDSDで出力されていると思います。
B3D-A4495ではDSDの青LEDがついていますし,ブリッジ基盤を用いた方では,DSDの再生はPCM変換を明示しない限りPCM5102のi2sDACではできません。
MPD 0.20 (git master) supports both DSD_U32_BE and DSD_U32_LE.
DSD_U32は次のバージョンで正式サポートされるようです。