アルゲリッチのリスト |
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2024年 03月 09日
このところ、ウィーン・フィル限定録音のアルゲリッチのリストやシューマンのピアノ協奏曲をよく聴いています。 アルゲリッチのピアノの音が実に素晴らしく、今まで何を聞いていたのかという感じです。 そこで、リストのピアノソナタロ短調を聴くことにしました。こちらは最新録音ではなく、1971年の録音なので、音的には少し古い感じはしますが、演奏の素晴らしさは伝わってきます。彼女のデビューは、今から50年以上も前になるのですね。 私はこれまで彼女のショパンや何かの演奏を聴いて、奔放すぎるように思っていました。ところが、このリストは彼女のその自由奔放な演奏スタイルが嵌っていて、作曲者本人が弾いているのではないかと思う程です。 ピアノの音色の変化、テンポの緩急に、ちゃんと意味を感じるのです。 これも、Apple Music Classicalで聴いているおかげでしょうか。 #
by yseki118
| 2024-03-09 21:47
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2024年 03月 03日
STAGE+を見たら、以前書いた「カラヤン・メモリアル・コンサート」が無料で視聴出来るようになっていました。 一聴をお勧めします。 〈追記〉 この頃が小澤さんの絶頂期でしたね。 #
by yseki118
| 2024-03-03 00:26
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2024年 02月 14日
小澤征爾さんが樫本大進さんとのインタビューの中で「良い曲ですね」と言っていた「エグモント」序曲ですが、サイトウ・キネンとの録音があったので、聴いてみました。ついでにオーディオチェックを兼ねて、Apple MusicとApple Music Classicalの音も聴き比べてみました。 (これから書くことは、私の個人的な感想です。) Apple Musicはよりオーディオっぽい音、Apple Music Classicalはそれに比べると音の密度が高い音に聞こえます。悪く言うと音が団子になっていると言えなくもないです。でも、団子と言っても悪い意味ではなく、音楽的に聴きやすい音で、曲の意味がよりわかりやすいように聞こえました。 これだけでは、十分でないので、もう少し新しい録音をということで、ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールの音源でハーディングが指揮したマーラーの1番を聴きました。デジタル・コンサートホールの音はコンサートホールの最上の席よりも更に良い音というポリシーで、物凄いリアルな音なのですが、時に、作り物めいた感じがしない時がないでもありませんが、Apple Music Classicalで聴くと丁度良い感じになり、正しくコンサートホールの最上の席になりました。 それではと、ウィーン・フィルの限定録音のアルゲリッチがピアノを弾いたリストのピアノ協奏曲第1番を聴きました。大名曲だとは思いませんが、アルゲリッチのピアノの音が意味深く聞こえてきて、何だか別の曲を聞いているような気になりました。 Apple MusicとApple Music Classicalは曲が関連付けられているので、曲によって使い分けると良いかもしれませんね。(個人的な感想です。) #
by yseki118
| 2024-02-14 11:35
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2024年 02月 09日
小澤征爾さんが6日に亡くなったことが、ネットニュースで流れていました。 先日のDVDにも小澤さんのものがかなりの数ありました。その中から、ボストン交響楽団との最後の演奏会のDVDを見てみました。 曲はマーラーの9番です。(2002.4.20の演奏です。これはビデオで録画したものを後でDVDに焼いたように記憶しています。当然、音匠DVDです。NHKの衛星アナログハイビジョンを東芝のmuse-ntscコンバーターで変換して録画したものです。) 小澤さんもオーケストラも思い入れたっぷりの熱演でした。第4楽章なんか汗が滴り落ちているのが映像からも分かりました。ただ、客席の咳の音が耳についたのが残念でした。 この後、ウィーン国立歌劇場の音楽監督になるわけですが、そのことで体調を崩されることになったように思います。 御冥福をお祈りします。 〈2月11日 追記〉 昨日、ベルリン・フィルのデジタルコンサートホールからメールが来ました。 ======================== 追悼 小澤征爾 2月6日、指揮者の小澤征爾が逝去しました。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、当楽団の名誉団員であり長年の友人だった小澤征爾に心より哀悼の意を表します。国際的に高い評価を受けてきたマエストロ小澤を偲び、2009年に共演したコンサートよりメンデルスゾーンのオラトリオ《エリヤ》をご紹介します。このコンサートの模様は、アーカイブにて無料でご覧いただけます。 ======================== 早速、見ました。コンサートの後、小澤さんのインタビューがあり、その中で、最初はピアニストになろうと思っていたが、ラグビーでケガをしてピアノが弾けなくなったので、ピアノの先生に相談したら、指揮者の道もあるんじゃないかと言われ斎藤秀雄の門を叩いたと話していました。 インタビューがなかなか面白いので、2016年の樫本大進さんとのインタビューも見てみました。こちらは日本語なので、理解が早いです。(笑) ベルリン・フィルで指揮する時はカラヤンに振る曲を決められていたこと、「エリヤ」は小澤さんにとって思い出に残る曲であることを話されていました。ベルリンのフィルハーモニー(ホール)は普通のコンサートホールと違ってオーケストラの後ろが壁でないので音が悪いと感じていたこと、ベルリンの壁が壊された時、自分も壊しに行って、その欠片は家にあることなどを楽しそうに話されていました。 合掌 〈2月12日 追記〉 「ベームは二度死んだ」ではないですが、小澤さんの供養の為には彼が遺した演奏を聴くのが一番だと思い、例のDVDの中から2008.1.28の「カラヤン・メモリアル・コンサート」を聴きました。これはベルリン・フィルがウィーンのムジークフェラインザールで演奏したものです。 クラシカジャパンで放送したものを音匠DVDに焼きました。 フェラインザールいっぱいに楽団員が並んでいます。ホールが飽和してしまうのではないかと思う程の音量です。 全身全霊を傾けた演奏とでも言ったらよいでしょうか。「カラヤン先生」に対する思いも感じられる演奏でした。 〈2月16日 追記〉 NHKのプレミアムシアターで「2016セイジ・オザワ松本フェスティバル」が放送されましたね。 オネゲル:交響曲 第3番「典礼風」 H.186 ベートーヴェン:交響曲 第7番イ長調 Op.92 演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ 指揮:ファビオ・ルイージ(オネゲル) 小澤 征爾(ベートーヴェン) 楽章の間、椅子に座って休憩を取りながらの指揮ということで、体調的に厳しいものがあったように思います。小澤さんが音を出す訳ではないのですが、指揮ぶりは目に入って来るわけで、若い頃のエネルギッシュな指揮ぶりを知る者としては、ハラハラして見てしまいました。これは演奏会というよりイベントですね。 閑話休題 私が若い頃、小澤さんがサイトウ・キネンと演奏旅行に行っていた頃はそのレーザーディスクを買ったり、CDを買ったりして、演奏を心待ちにしていたものです。当時、何故「サイトウ・メモリアル」でなくて「サイトウ・キネン」なのか不思議に思っていたのですが、先日見たインタビューで、「メモリアル」だと暗い感じがするが、「キネン」は同じ意味だけど、暗いイメージがないのでそう名付けたと言っていました。外国の方には分からないこだわりでしょうね。(笑) それが、いつしか彼のCDに手が伸びなくなり、最近では、棚の奥の方にしまい込まれているという状態でした。 先日聴いたエグモント序曲は、「英雄」のおまけみたいなものだったので、メインの「英雄」も聴きました。良い演奏だとは思うのですが、全体に薄味というか、もっとガツンとやってほしい感じが残りました。 師匠のバーンスタインなら、もっとねちっこい演奏ですし、あの穏健と言われたハイティンクでも、もっとティンパニを鳴らしたダイナミックな演奏です。そこに西洋人と日本人、もっと言えば、油絵と日本画の違いのようなものを感じました。 #
by yseki118
| 2024-02-09 21:15
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